なんらかの問題でドングルライセンスからオンラインライセンスに移行できない場合、株式会社オークまでコンテキストファイル(contexrt.wbc)を作成してお送りいただく必要があります。
以下に手順を解説します:
ChaosGroup License Server 5.x が起動している事を確認します。ChaosGroup License Server 5.x のセットアップ手順はこちらを参照ください。
ライセンスサーバーにドングルを複数接続している場合、必ず更新対象の1つのドングルだけを接続してください。(ドングル毎にcontexrt.wbcを生成してください)
ウェブブラウザーを開きます。なお javascript の実行は有効にしてください。
アドレス欄に次のURLを入力します。
http://localhost:30304/#/upgrade-dongle
もしくは
http://localhost:30304/
にアクセスしてライセンスサーバーのステータスを表示し、右上のドングルメニューからUpgradeボタンを押します
訳があってドングルを接続しているマシンでWEBブラウザを開く事ができない場合、localhostの部分をマシン名に置き換える事で、他のマシンからアクセスする事もできます。
例えばホスト名: dell23 で IPアドレス: 192.168.0.7 のマシンにドングルを接続している場合は http://dell23:30314/#/upgrade-dongle もしくは http://192.168.0.7:30314/#/upgrade-dongle と入力します。
Create .wbc file now部分をクリックして対象をファイルに保存します。
.wbc ファイルが生成されるまで待ちます。操作が完了すると、確認画面が表示されます。Download .wbc fileをクリックし て、ファイルをマシンに保存します。
保存した context.wbc ファイルを販売代理店までe-mailで送付します。 (株式会社オークのサポートは support@oakcorp.net )
context.wbcファイルは必ず正しく抽出できるわけではありません。ブラウザのキャッシュやインストールされているLicense Server/WibuKeyドライババージョンなどによってはうまくファイルが書き出せていないことがあります。申請前に予めご自身で確認しておくことで、タイムロスを防ぐことができますので必ず行っていただくことをおすすめします。
生成したcontext.wbcファイルをメモ帳やNotepadなどのテキストエディタで開き、以下のような暗号化された情報が書き出されていれば正常です。
弊社ではご連絡いただいたcontext.wbcファイルの確認を行い、上記のいずれかに該当することが確認できた場合は再度ファイルを作成するようにお願いをしております。
ご連絡いただく時間帯が弊社の営業時間外の場合は返答が翌営業日となりドングルの再プログラミングが遅れますので、予めご自身で確認していただくことを強くおすすめします。
contexrt.wbc ファイルを販売代理店まで送付すると、数日で .rtu の拡張子がついたファイルが帰ってきます。(update.rtu)この .rtu ファイルには貴方のドングルを更新する為の情報が入っています。(.rtuは単純なテキストファイルです。バイナリではありません。)
なお、.rtu ファイルは .wbc ファイルを生成したドングルと1:1の関係になっています。異なるドングルに .rtu を適用しようとしても何も更新されません。(ドングルは特に変化しません。)
以下の手順でドングルを更新してください。
.rtu ファイルを受け取ったら .wbc ファイルを生成したドングルが刺さっているマシン上にコピーします。コピーする場所は任意でかまいません。
Windowsスタートメニュー>プログラム>Chaos Group>Chaos License Server > Stop Chaos License Server を実行しV-Rayのライセンスサーバーを停止します。 (もしくはプログラム検索で “Stop Chaos License Server”でも同じです。)
License Serverを停止したらコピーした .rtu ファイルをダブルクリックしてください。WIBUキーのドライバーによりドングルを更新するかどうか確認画面が表示されます。 Yes をクリックするとドングルが更新されます。
更新が成功した旨を確認しOKでダイアログを終了します。
Windowsスタートメニュー>プログラム>Chaos Group>Chaos License Server>Start Chaos License Server を実行し再度ライセンスサーバーを起動します。
http://localhost:30304/#/
にアクセスし、DONGLE を ENABLE にしてライセンスを確認します。
.rtu 拡張子がWIBUプログラムに関連付けされていない場合、ダブルクリックしても上記のようなウィンドウは表示されず何も起こりません。その場合は以下の方法で .rtu ファイルを手動で読み込み、アップデートを掛ける事ができます。
ファインダーで、/アプリケーション/WIBUKEY フォルダを開きます。WkConfigアプリケーションを起動してください。
Update タブを選択して[Execute Update.. ]ボタンをクリックしてください。
.rtu ファイルを開き、ドングルを更新して完了です。
完了したらPCの方を再起動ください。
ウェブブラウザーを開きます。アドレス欄に次のURLを入力します。
http://localhost:30304/
訳があってドングルを接続しているマシンでWEBブラウザを開く事ができない場合、localhostの部分をマシン名に置き換える事で、他のマシンからアクセスする事もできます。
例えばホスト名: dell23 で IPアドレス: 192.168.0.7 のマシンにドングルを接続している場合は http://dell23:30314/goupgrade もしくは http://192.168.0.7:30314/goupgrade と入力します。
接続できるとV-Rayライセンスサーバーの情報が表示されます。図のように DONGLE のランプだけが緑色であれば、ドングルに格納されているライセンスのリストが表示されます。
製品クリックすると、以下のように所有ライセンス数等の詳細を確認できます。
トラブルシューティング
以上でドングルの更新は完了し、製品をご利用いただけます。