炎にウェーブレット乱気流を加える


このページのでは、炎のシミュレーションにウェーブレット乱気流(wavelet turbulence)を追加して再シミュレーションする方法を紹介します。
画像は、元の炎のシミュレーション(左)とウェーブレット乱気流を伴う再シミュレーション(右)を示しています。

手順

まず、ファイル→プロジェクトウィンドウから新規プロジェクトを作成します。

ウィンドウの右上隅にある作成 [新規]ボタンをクリックし、名前を付けます。


Phoenix FDはシミュレーションデータを現在選択されているプロジェクトのデータディレクトリに保存します。
ファイル→プロジェクトの設定…から手動で別のプロジェクトディレクトリを指定することができます。
ファイルから現在のプロジェクトのSceneディレクトリを選択し名前を付けてを保存します。


エミッタとして使用するジオメトリを作成します。この例では、デフォルトのポリゴン球が使用されています。
ジオメトリの名前をsource_geo_01に変更します。


ソースジオメトリを選択した状態で、Phoenix FDシェルフのExplosionプリセットボタンをクリックします。

これにより、すぐシミュレーションできる爆発のセットアップが自動的に生成されます。



SimulatorのGridタブに移動し、Cell Sizeを0.1に設定します。
Resimulateオプションを使用する場合はシミュレーションの解像度を増やすことが可能なので、シミュレーションに最低限必要な大きいセルサイズで試してみると便利です。


シミュレータのOutputタブ からVelocityWaveletを有効にします。両方ともWavelet Nice補間法を動作させるために必要です。


[Start]ボタンをクリックし、シミュレーションを30フレームほど進めます。


Resimulationタブに移動し、Resimulateを有効にします。するとグリッドの内容が突然消えるように見えますがPhoenix FDは元のシミュレーションと再シミュレーションのためのキャッシュファイルを別々のシーケンスとして保持しています。Resimulateのチェックを外すと元のキャッシュに戻ることができます。

Amplify Resolutionパラメータは再シミュレーショングリッドの解像度を高めます。値が1.0の場合、各軸(X,Y,Z)のボクセル数が倍になり、元のグリッドと比較してボクセル数が8倍に増加します。元のシミュレーショングリッドが1,000,000個のボクセルで構成されていた場合、再シミュレーショングリッドには8,000,000個のボクセルがあります。値が2.0の場合、各軸のボクセル数が4倍になり、合計で64倍になります。

Wavelet Strengthパラメータはウェーブレット乱気流自体の強度を制御します。

必要に応じてAmplify Methodパラメータを調整することができます。これは、Velocityのサンプリング方法をコントロールします。Wavelet Niceメソッドは、高品質の乱気流効果が得られます。

Waveletチャネルをエクスポートしていない場合はInterpolateメソッドが使用できます。

シミュレーションを開始するとウェーブレット乱気流の効果が確認できます。