V-Ray for Maya PLE
新機能
V-Ray 6 PLE の新機能:
- V-Ray Enmesh を使用して複雑なサーフェスを追加のメモリコストなしで処理できます
- プロシージャルクラウドシステムで雲のあるリアルな空を作成できます
- 有限ドームライトモードを使用して、IBL背景を思った通りに合成できます
- Chaos Cloud Collaboration機能を使用してプロジェクトのレビューとコラボレーションをサポート
- V-Ray プロファイラーデータを使用してシーンのボトルネックを解析し高速化する手段を提供
V-Ray 5 PLE の新機能:
V-Ray Decal(デカール)
元にあるマテリアルを変更したり、UVを追加編集する必要無しに、任意の場所にデカールテクスチャーマップを適用します。複数オブジェクトにまたがって貼り付ける事もできます。新しいV-Rayデカールを使用すると、ステッカー、ラベル、ひび、汚れ、引っかき傷などを簡単に追加できます。
Chaos Cosmos
高品質のV-Rayコンテンツの無料ライブラリがMayaに統合されました。
このコレクションには、高解像度のマテリアル、HDRI(ドームライト)、植物、樹木、低木などの即座にレンダリング可能な高品位3Dモデルが含まれています。
Chaos Cosmosワークフローの詳細については、専用のドキュメントページをご覧ください。
最高のエクスペリエンスを得るには、Maya2020以降でChaosCosmosを使用することをお勧めします。
USD サポートの拡張
V-Ray 5.2では、V-RayライトをUSDにエクスポートし、V-RayでUSDライトをレンダリングする機能を追加しました。
MayaUSDのサポートはバージョン0.13.0に拡張されています。
V-Ray 5.2では Maya USD 0.10.0以降を使用することをお勧めします。
Chaos Cloudでバッチレンダリング
複数のレンダリング可能カメラとレンダリングレイヤーをChaos Cloudに一括送信しレンダリングできます。
VFBでブラーとシャープフィルター
V-Rayフレームバッファーに組み込まれた新しいBlurレイヤーとSharpenレイヤーを使用してレンダリングのディテールを調整し、よりアーティスティックなコントロールを実現しました。またバッチ画像処理で時間を節約できます。
可変バケット分割
レンダリングの最後の1ピクセルまでマシンの性能を100%使い切ります。
Bifrost USD グラフのレンダリングをサポート
プロシージャルなUSDパイプランマネージメントをサポート
Maya 2023をサポート
最新の Maya 2023をサポートします。
V-Ray Maya PLEには主に以下の制限があります:
- 最大解像度 4K (3840 x 2160)
- ディストリビュートレンダリング不可
- vrscene出力不可