サポートする機能、サードパーティ製プラグインの対応状況
V-Ray GPUに関して
現在のところ、Chaos CloudはV-Ray CPUとV-Ray GPUエンジンの両方を使用してシーンをレンダリングする事ができます。
V-Ray GPUエンジンを使用するシーンでは、いくつかの重要な制限があることに注意してください。
- V-Ray GPUは「バケットモード」でのみ実行されます! V-Ray GPUで「プログレッシブモード」シーンは、デフォルトのバケットモードサンプリング設定で強制的にレンダリングされます。一度でもバケットモードでの設定が行われたシーンでは、後でプログレッシブモードが選択されているかどうかに関係なく、Chaos Cloudはシーンに保存されたバケットモードの設定を使用します。レンダリング設定と品質をより細かく制御するために、GPUモードでレンダリングするシーンを送信するときは、バケットイメージサンプラーを使用することをお勧めします。なお V-Ray 5 GPUのレンダリングでは プログレッシブレンダリングをサポートしています。
- Chaos Cloudでは、GPUをCPUでエミュレートする仮想の「C++/CPU」デバイスを使用してレンダリングされます。ネイティブのGPUでレンダリングされる訳ではありません。(その代わりメモリ量にそれほど制限はありません。)
- Chaos CloudはV-Ray Next Update 1(Core 4.10.x)以上のV-Ray GPUバージョンのみをサポートします。つまり、以前のバージョンで作成されたV-Ray GPUシーンは強制的にV-Ray Next Update 1(4.10.x )でレンダリングされる事になります。
※Chaos Cloudで実際のGPUデバイスを使ったレンダリングは将来的に計画しています。サポート次第アナウンス致します。
V-Ray for Mayaの領域レンダリングオプションはクラウドでサポートされています。ホストプラットフォームで領域を設定し、シーンをChaos Cloudにエクスポートできます。
サードパーティプラグインに付いて
Chaos Cloudでサポートされる機能は、ホスト(vrscene)を出力する3Dアプリケーションによって異なります。現在Chaos Cloudでサポートされているすべてのサードパーティ製プラグインの一覧を示します。
サードパーティ製プラグイン
V-Ray for 3ds Max
プラグイン名 | Chaos Cloud |
---|---|
ForestPro | |
RailClone | |
MultiScatter | |
ColorCorrect | |
Carbon Scatter | |
Ornatrix | |
HairFarm | |
MultiTexture | |
Bercon Maps | |
Forest Color | |
Anima | |
GrowFX |
V-Ray for SketchUp
プラグイン名 | Chaos Cloud |
---|---|
Laubwerk Player | |
Skatter |
V-Ray for Rhino
プラグイン名 | Chaos Cloud |
---|---|
HDR Light Studio 1) |
V-Ray for Revit
プラグイン名 | Chaos Cloud |
---|---|
Arch Vision Dashboard |
1)
HDRLSプラグインは V-Ray 3.6 以降でのみサポート